北大祭の開催期間について
いただいたご意見
これまでにお寄せいただいた皆様からのご意見を掲載いたします(11月10日現在で、102件のご意見をいただいております)。ご協力ありがとうございました。
尚、掲載にあたり、内容が重複しているものや、長文にわたるもの、北大祭の内容から逸脱しているものに関しては、掲載を控えるか一部抜粋とさせていただきました。予めご了承ください。
賛成意見
- 4日間は長い、3日間あれば十分だと思う。
反対意見
- 北大祭は北大をアピールする絶好の場であると思うので1日減ってしまうと、その分来る人が減ってしまうのであまりよろしくないと思いました。
- 一日大学祭を削って講義を増やすよりも、留学生の出店するお店に出向いてその国の伝統料理を食べたり、そこで留学生と交流したりする方が、より有意義な文化交流ができるでしょう。こうした交流は、北大が目指す国際化の像と相違があるのでしょうか。また、大学祭は地元の方々が沢山訪れます。北大のことをよく知ってもらい、応援して頂くためにも、四日間開催は続けて行くべきだと思います。
- 自分は演劇のサークルに参加していて、学祭日程が短くなることで、せっかく作り上げた作品を見て貰える機会が減ってしまうのはとても悲しいです。
- 単純に1日授業日数を減らしたとしても、夏休みが早くなるのは1日だけです。1日早く夏休みが始まるだけで、一体どれだけ海外へ短期留学する人が増えるのでしょうか?僕は増えるとは思いませんし、現状では増えることを示す明確な根拠が提示されていません。
- 北大の国際化を図るということで北大祭の日数を減らすというのは甚だ疑問です。国際化を図りたいならば、留学生が店を出し、母国の料理を作って学生はもちろん地域の人や他国の人と交流する素晴らしい機会である北大祭の期間をむしろ伸ばすぐらいに考えてもいいくらいだと思います。国際化において北大祭の果たす役割は本当に大きいと思います。
- (北大祭は)学生たちの店だったりパフォーマンスやら色々と楽しめて良いとおもいます。大学時代の思い出が学生最後の記憶となり社会人になります。たかが一日と考えてはいけないと思います。学生たちも学祭に向けての準備、練習などは社会に出る前の最後のステップであるとおもいます。(中略)学生たちが輝いている姿を見せるのも大学側の仕事だと思います。小中高生がこの大学に入りたいと思う学祭を期待しています。
- もし三日間開催になり、出店費用がこれまでのままであれば、楡陵祭出店が難しいというのが私の率直な感想です。早くから準備をはじめ、北大祭でたくさんの人に見てもらう・買ってもらうことを大事な活動のひとつとしている団体はたくさんあると思います。後輩たちにも、今年私たちが北大祭で味わった達成感を味わって欲しいと私は強く思っています。そのために4日間開催は欠かせないと思います。
- 理由の一つであるカリキュラムの変更の背景に「大学の国際化」が挙げられていますが、その本来の目的にも反すると考えます。例えば IFF (International Food Festival) は、初めて北大祭を訪れた人が、札幌駅から会場へアプローチする時に最初に目の当たりにする場所です。市民や高校生にとってはカルチャーショックであり、これほど北大の国際色を感じられる場は他にありません。
- 北大祭は部活やサークルの発表、学部や研究所の特色を打ち出したイベントや展示等にも市民が訪れる重要な「アウトリーチ」の場でもあります。北大祭1日分は、オープンキャンパス1日分を遥かに凌駕するだけの意味、意義、効用があるはずで、それをわざわざ削減するに足る理由があるとは思えません。
- 留学などの海外経験は確かに素晴らしい経験でもありますが、北海道大学の学生が、まさに大学のある札幌の地で大きなチャレンジをすることもまた必要なことではないでしょうか。自らの地域性を失った、地元愛と引き換えにした、言わば足元の欠けたグローバル性が、北海道大学が求めるグローバルな姿なのでしょうか?学業にも真摯に打ち込みながらもイベントの規模をそのままにしておくことは、一般的には両立の難しい国際性と地域性、そしてこれからの若い人に求められる経験の多様性という複数の観点から十分に価値がある取り組みだと思います。大学祭に関わった学生が大きなチャレンジと達成を味わい、胸を張って卒業していける北大祭をそのままに、ぜひ再考して頂ければと存じます。
- 一年の中で唯一他サークルとの交流がある場であるが、他サークルとの親睦を深める貴重な機会が減ってしまう。
- 事務側にも講義のカリキュラム、スケジュール等色々不都合している部分はあるのでしょうが、それでも北大祭は北大生並びに札幌市民に親しまれている行事でもあり、その期待に応え北大をより盛り上げるために学生が頑張っている行事でもあります。スケジュールの都合で安直に北大祭の3日間へ短縮という事を認めてしまった場合、今後このような事例が続いていくと、最終的には今後の学生活動の低下に繋がると思っております。
- 北大祭は北大生だけでなく近隣住民、とくに近隣にすむ高校生の姿もよく見受けられます。大学祭を見て北大の受験を決める学生も少なくないでしょう。
- 自分で考え行動し、コミュニケーションを積極的に測り、自分から問題を解決しようと努力する。そういった学生が減少傾向にある中、このような貴重な1日を削減しようという事には非常に疑問を覚えます。
どちらでもよい
- 私自身、北大祭で何かを運営(出店など)することを想定すると4日間は長いという印象でした。したがって、短縮されれば出店等を運営する人たちの 負担が減るのではないかと思っています。また、今までと同じように土日に開催するのであれば、一般の方も来場できるだろうと思います。ですが、積 極的に3日間に短縮する理由が見当たらないといった感じです。
その他
- 誰もが4日開催を望む」前提で、どんな代案・妥協案があるかをいかにしてひねり出すかが、今学生サイドがやるべき努力なのではと思います。(中略)大学・学生共にメリットある代案を作ることが、反対するよりも大切なことだと思います。
- 4学期制を導入する段階で大学祭の短縮が必要ならば事前に話し合いを行い短縮が決定した後に、導入すべきだ。今の状態では、北大祭を短縮しなくても4学期制を導入できると大学事務が言っているのと同様である。と思う。
- 再来年度からの3日間開催であれば、私たち出店側もなんとかそれでうまくいくよう調整していきたいと思いますが、来年度は正直急すぎます。
- ジンパ問題のときも同じだが学生や職員に何の連絡もなしにいきなり変更するという手法は時代錯誤に感じる。開かれた大学やグローバルな大学を目指す北海道大学が取るべき手法はほかにあるはず。
- 大学祭は学生全員(+来年度入学の現在受験生)がコミットしうる問題であって、大学本局のものでも実行委のものでもないので、今月下旬から来月上旬でなし崩し的に日程変更が確定してしまうならば、その前に学生自由参加の討論会等を開く必要があるのではないか。
- 北大祭の4日の内の1日の短縮は金銭的な面においても、時間的な面においても非常に問題を生じさせると感じます。学生の生活面をしっかり理解し、お互いにwin-winの結果になるように、大学側としっかり協議されることを願っております。
- なぜ3日ではだめか、という疑問はもちろん向けられる方もいると思いますが、私がいま気になったのは、なぜ今まで4日だったかということです。個人的には祭りの期間が短くなるのは寂しいですが、あえてそういう感情を除くと、3日に短縮する・しないという話にはこの観点が必要な気がしてきました。
質問・疑問
- なぜ北大祭の日程からスケジュールの空きを捻出したか、他の日程ではいけなかったのか。
- 北大祭開催期間を1日短縮することが4学期制等に関してそんなに意味のあることなのか。
- 北大祭の期間を短縮するのではなく、長期休暇後の授業を1日早めるといったことでは対応できなかったのか。
- 4学期制の導入と北大祭開催期間の短縮の相関関係が不透明です。長期休みを削るのではなく、なぜ大学祭期間を削るのでしょうか?