北大祭の開催期間について
第3回意見交換会
- 日時:11月17日(月)18時30分~20時15分
- 出席者:全学実行委員会11名、教職員6名
話し合いの流れ
第3回意見交換会は、以下のような流れで行われました。
- 本実行委員会が事前に提出した質問に対する大学側の回答
- 本実行委員会からの意見表明
- 大学側からの意見表明・質問
- 大学側に対する質疑応答
- 今後の流れについて
- 大学側からの回答について
- Q:来年度は4学期制をどの程度(理系基礎科目のみ、全学教育のみなど)導入するか
- Q:各学部では来年度のカリキュラム変更をどの程度検討しているか
- A:各学部での導入は基本的に各学部次第であるが、来年度から導入する学部は無いと聞いている。また、全学教育(教養)ではどの程度導入するか検討中ではあるが、来年度に全く導入しないわけではない。
- Q:夏季休業期間の開始日をいつに設定することを想定しているか
- Q:夏季休業期間の早期化によって何日間の講義日数を捻出しなければならないのか
- A:(全学教育においては)7月中に授業を終了し、8月から夏季休業期間に入るようなスケジュールを組みたいと考えている。すなわち、4学期制を導入した場合少なくとも6日間分の講義日数を捻出したい。欧米のスケジュールに近づけることで、海外大学の留学先のバリエーションを増やしたいため、このことは急務である。
- Q:土日祝日の講義実施はどの程度検討しているか
- Q:講義開始日の前倒しはどの程度検討しているか
- Q:上記以外に講義日数確保の方策は検討しているか
- A:現在、上記の方法を含め、様々な講義日数確保のための方法を検討中である。土日祝日の講義実施については、課外活動の圧迫や、教職員方のスケジュール等で厳しくなる恐れがある。また、授業の前倒しに関しては、少なくとも来年度は入学式の会場確保の関係で難しい。
- Q:夏季休業期間を一日早期化することにより、具体的に何人程度の留学者数の増加が見込めるのか
- A:明確には表せない(ただし、以前提示された資料からは、一日当たり約20人程度と推察されます)。
- Q:来年度の4学期導入や、夏季休業期間の前倒しの方策に関して検討中のものが多いが、それでも来年度から北大祭を短縮するつもりなのか
- A:再来年度以降は確実に導入されることであるため、問題ないと考えている。4学期制に関係なく、留学生の増加や研究者の国際交流などを推し進めるためには夏休みの早期化は急務である。
- Q:来年度のカリキュラム変更について、学生に周知する場(国際化に関する説明会など)を開催することを検討しているのか
- A:国際化に対応した学事歴を導入するということで、各学部で検討中であり、全学教育でも検討を始めているが、実態として専門科目よりも実施が難しいという段階であり、当然現段階では説明会の実施に関しては検討していない。
- Q:大学側は北大祭の意義についてどう考えているか
- A:普段の研究の学内外への発表の場であることを通じて、地域の皆さんとの交流が図れる場でもあり、模擬店で仲が深まるということもある。北大祭の意義を否定しているというようなことは全くない。だからこそ意見交換会を開催しているわけで、休講の日数も他の大学に比べて多いと認識している。
- Q:北大祭が北大の国際化にどのように貢献していると考えているか
- A:(IFFにおける)模擬店で外国人留学生との交流の場になっていると考えている。しかし、グローバル化という学術的なものとは質が違うと思われる。また、交流の場として3日間では不十分な理由が不明瞭である。1日の短縮で国際交流による益が大幅に減るとは思えない。
- 本実行委員会からの意見表明
- 大学側からの意見表明・質問
- Q:他の大学(主に旧帝国大学)を見ても、大学祭の為に2日間の休講措置をとっている大学は少ない。そういった状況も踏まえ、大学祭の意義も理解できるものの、なぜ3日間開催では問題なのか教えてほしい。
- A:提出された意見書に記載されているような規模縮小が考えられるため。また、大学側からの説明に不明瞭な点が多いため。逆に、北大祭の1日短縮してまで夏休みを1日早期化する必要性が十分ではないのではないか。
- 大学側に対する質疑応答
- 今後の流れについて
※以下の内容には、大学祭から逸脱するカリキュラム変更に関する内容が多く含まれます。詳細な説明が必要な方は、直接全学教育の教務課へお問い合わせください。
来年度のカリキュラム変更について
具体的なカリキュラム変更案について
学生への周知に関して
大学祭に関して
以下に第3回意見交換会の資料を掲載いたしますので、そちらをご参照ください。この資料に基づいた説明を行い、これまでにお寄せいただいた皆様からのご意見を提出いたしました。
第三回意見交換会資料はこちら
大学側の意見については、質疑応答の中で示されたものが多いため、「1. 大学側からの回答について」をご覧ください。
大学側に対する質疑応答につきましては「1. 大学側からの回答」についてに集約させていただきましたので、そちらをご覧ください。
今後の流れにつきましては、12月上旬に第4回意見交換会を行う予定です。次回の話し合いの後、最終的な判断がなされるとのことです。